【SUUMO編集長が解説】空き家を活用したコトづくりセミナーを開催いたしました。 レポート | 2024.01.19 2024年1月13日、小倉駅前のセントシティ7階にあるATOMica北九州にて空き家を活用したコトづくりセミナーを開催いたしました。 本セミナーでは、全国の先進的な空き家事例を学び北九州市における空き家再生のヒントを探るべく全国の空き家事情やまちづくりに精通しているSUUMO編集長・池本様をお招きし、全国の事例についてご紹介いただきました。さらに、全国的にもリノベーションで著名な、北九州のタムタムデザインの田村様には空き家改修のコツをお話いただきました。 当日、会場には40名の方にお越しいただき、皆さま真剣に空き家の活用方法について学ばれていました。 冒頭、北九州未来づくりラボ 空き家係の宮下よりこれまで北九州未来づくりラボが取り組んできた小嶺マーケットの紹介をさせていただきました。地域の人にも協力いただきながら歩んできた小嶺マーケットの約2年間の取り組みを皆さまにお聞きいただきました。 タムタムデザインの田村様からは空き家改修のコツとして、「空間・プレーヤー・発信」のそれぞれ3つの観点から設計のコツを教えていただきました。空間に対する色をどう考えるか、発信はいかに設計して行うかなど、日ごろ意識されていることを惜しみなく伝えていただきました。 そして、SUUMO編集長の池本様からは、メディアに取り上げられる事例とはどんなものか、全国でも注目されている事例はどんなものがあるかそれぞれご紹介いただきました。 全国でも関東、関西、中国地方など、各エリアで先駆的な取り組みをされている事例が多くあり、セミナーに参加した方からも多くの質問が飛び交うなど、皆さま興味深々に聞き入っていました。 最後は理事長の宮地と池本様のクロストークを行い、未来づくりラボの事業にもヒントとなる、全国の事例についてお話いただきました。 90分の短い時間の中でたくさんの事例の紹介やヒントが語られ、参加者の方からももっと聞きたかったというお声があるなどかなり内容の濃い時間となりました。 今回学んだ事例をもとに、北九州未来づくりラボでの活動にも取り入れながら、地域の空き家をどんどん再生していけたらと思います。 最後には八幡西区石坂地域にて現在準備を進めている石坂BASEプロジェクトについても、事務局の大野木よりご紹介をさせていただきました。今後も地域の空き家を改修して、拠点や居場所をつくっていけるよう取り組みを進めてまいります。今後の未来づくりラボの取り組みにもぜひご注目ください。 住まいづくり / 空き家再生