【北九州未来づくりラボ主催】かつてのマーケットを再生した居場所づくりに学ぶ~地域コミュニティ活性化の仕掛けづくり~を開催いたしました。
レポート | 2024.03.29
2024年2月3日、戸畑駅すぐにあるウェル戸畑の会議室をお借りして「かつてのマーケットを再生した居場所づくりに学ぶ~地域コミュニティ活性化の仕掛けづくり~」を開催いたしました。
本セミナーでは、これまで北九州未来づくりラボが2年間取り組んできた小嶺マーケットの活動事例を踏まえて、地域内での新たな居場所づくりについて学び合い、今後のまちづくりがよりネットワークで連携し合えることを目的に開催いたしました。
当日、会場には行政関係の方や、すでに地域活動に取り組まれている方、福祉関係の職員さんや市議会議員さんなど多様な経歴をお持ちの、約20名の方にお越しいただきました。
冒頭、北九州未来づくりラボ 理事長の宮地より北九州未来づくりラボの設立の経緯や想いを話していただき、その後事務局の宮下が小嶺マーケットの再生の過程を過去の写真などと共にご紹介させていただきました。
初期のころは外観のシャッターはボロボロ、中も昔の物が取り残されていて、なかなか人も近寄りがたい雰囲気の空間でした。しかし、そこから地域のために何ができるかと未来づくりラボのメンバーが話し合い、2020年より少しずつ改修に取り組んだことから始まります。
その後、同じく事務局の大野木より、毎月第3土曜日に開催されている「月1小嶺マーケット」の成功の要因についてお話させていただきました。様々な試行錯誤を経て、今の小嶺マーケットの姿ができたこと、その中でも他地域や他の活動でも活かせるポイントについて紹介させていただき、皆さま真剣にメモを取るなどお話を聞いていただきました。
後半は、各グループに分かれてのワークショップを行います。
お題は「北九州未来づくりラボにやってもらいたいこと」という形で、小嶺マーケットの実践などを経験してきた北九州未来づくりラボだからこそ新たにチャレンジしてもらいたいことや、今地域で実際にある課題について皆さんでブレストしながらお話いただきました。
各チーム、それぞれの方のご職業やお住いの地域で変化が見られ、
・居住支援法人になってほしい
・子どもの学習支援もしてほしい
・他の企業や行政とつながってのネットワークをしてほしい
など様々な切り口のコメントをいただき、私たちも学びの多い時間でした。
今回いただいたお声を参考にさせていただきながら、地域の住まいや居場所に困る方の課題解決につなげていけるよう、今後も取り組みを進めてまいります。皆さまの地域でもお困りのことがございましたら、ぜひお問い合わせページやinfo@mirai-lab.infoのメールまでお知らせください。
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