石坂BASE’プロジェクト日記 【第3話】リビングスペースDIY~学生チーム発足~
レポート | 2024.05.03
皆さんこんにちは!北九州未来づくりラボ事務局の大野木(おおのぎ)です。
石坂BASE’プロジェクト第3話!
今回から学生チームとの連携の様子をご紹介いたします。
石坂BASE’ DIY学生チーム発足
石坂BASE’のコンセプトのひとつに、「若者が集まりチャレンジする場」というものがあります。
やりたいことがあるのに、挑戦する環境(場所)がないと思っている若者がいたら、彼らの挑戦の場として活用してもらいたい。そうした想いがあり、若者とも情報交換をしています。
すると、知人の紹介で
「建築を学ぶ学生さんたちは、卒業するまでなかなか現場で経験を積む機会がない」という課題を聞きました。
建築を学ぶ学生さんは、日々テーマに沿って自らのアイデアで設計をしています。
しかし、
・クライアントとの調整
・予算との調整
・リフォームなどは既存の制約との調整
など、社会に出てからはこれらの要素を求められるようになりますが、そこを考慮して設計することはあまりないそうです。
また、家屋に手を加える経験は直接任せてもらえる機会も多くありません。
より実践に近い経験が積みたいもののなかなかその機会がないという課題を知りました。
そこで、身近な建築学生らに声をかけ、
久留米工業大学の建築サークルASURAと、西日本工業大学の建築学生らが実際に協力してくれ、今回のリビングスペースDIYを一緒に改修することにしました。
改修スタート 1日目~まずはお祓い~
今回のDIYでは学生さんからの要望もあり、デザイン案と作業スケジュールも彼らに考えてもらい、大工さんからアドバイスをもらながら進めるという体制をとりました。
しかし、まず改修に先立って、現場の作業が安全に行われ、また完成後の石坂BASE’に多くの人が集まることを願って、地域の神社の神主さんに御祈願をお願いしました。
御祈願には、事務局メンバー、学生さんたちも立ち合い、厳かに執り行われました。
私も初めての体験ですし、学生さんたちにとっても初めてということで、貴重な経験になったかと思います。
さて、無事に御祈願も終わり、初日の作業は翌日以降の作業の準備を行いました。
久留米工業大学の建築サークルASURAは上級生が現場経験のある学生も数名おり、下級生にてきぱきと指示を出しながら進めてくれ、翌日以降の作業もスムーズに終わりました。
さて、次回からは実際のDIYの様子をご紹介いたします。
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