地域の空き家を学生たちと再生し、新たな居場所へ~石坂BASE’プロジェクト~
お知らせ | 2024.08.01
2024年8月11日〜15日、19日〜23日の期間、北九州市八幡西区石坂において、地域の空き家を再生します。今後、北九州未来づくりラボでは地域住民と学生が共に交流し、学び合う新たな居場所「石坂BASE’」プロジェクトが始動します。
■プロジェクト概要
プロジェクト名: 石坂BASE’プロジェクト
目的:地域の空き家を再生し、地域住民と学生等が共に学び合い、交流できる新たな居場所を創出すること。
・背景と課題
日本全国には現在約900万戸の空き家が存在し、そのうち約400万戸は何も手がつけられていない状態です。八幡西区も例外ではなく、空き家問題が地域の課題となっています。また、地域の高齢化が進む中で、住民が集まりやすい場所が不足しており、地域のつながりが希薄化しています。一方で、建築を学ぶ学生たちにとっても、実際の物件を手がける機会が限られている状況です。
・石坂BASE’プロジェクトの目的
本プロジェクトは、以下の3つの課題解決を目指します。
- 地域の空き家問題の解決:使われていない空き家を地域にとって意味のある新しい空間に生まれ変わらせます。
- 地域の新しい居場所としての運営:地域住民が集まりやすい場所を提供し、地域の交流とつながりを促進します。
- 建築学生の実践の機会:実際の改修作業を通じて、学生たちに実践の機会を提供します。
■プロジェクトの内容
石坂BASE’では以下の活動を行います。
- コミュニティスペースとしての運営: 自由に使える交流スペースを提供します。
- 学生と連携したDIY: 建築学生に実践フィールドを提供します。
- まちづくり合宿と小嶺マーケットの連携: 地域を知り、解決方法を探る探求拠点として機能します。
若者と地域で暮らす住民が交流し、地域活性化につながるスペースを目指します。
■施設アップデートのために学生と連携したDIYを実施
これまでに、石坂BASEではリビングスペースやトイレスペースのDIY改修を進めてきました。
この夏には以下の追加改修作業を行います。
・玄関通路の花壇の整備
・庭のウッドデッキの作成
これらの改修作業を通じて、石坂BASE’が地域住民と学生が集まり、交流できる場所となることを目指しています。
改修期間:2024年8月11日〜15日、19日〜23日
■8月は空き家をゼロに月間
全国的に増え続ける空き家に目を向け、再生や活用を通し空き家を減らし、よりよい未来をつくるために、静岡県を拠点に活動している空き家買取専科では、 「0802=空き家ゼロに」の語呂合わせから8月2日を「空き家ゼロにの日」と記念日制定をし、啓発活動をおこなっています。
全国各地で空き家活用や空き家問題の啓発をする企業・自治体・団体からの賛同を集め、様々な空き家に関するイベントを開催しており、北九州未来づくりラボも賛同し、8月の「空き家をゼロに月間」に本取り組みを実施することで、空き家をゼロにの啓発活動を行います。
空き家ゼロにの日 WEBサイト
https://akiya-kaitori.jp/akiya0802/
■ お問い合わせ
プロジェクトに関するお問い合わせ先:
北九州未来づくりラボ事務局 (担当:大野木)
Email: info@mirai-lab.info
電話番号: 090-8233-9806
住まいづくり / 居場所づくり / 石坂BASE’ / 空き家再生